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三洋電機、環境対応車用電池の供給能力を増強

2010年8月2日 (月)

拠点・施設三洋電機、加西市に新工場三洋電機は7月30日、兵庫県加西市の加西事業所内で建設を進めていた、環境対応車用リチウムイオン電池新工場が竣工したと発表した。

 

同社は米・フォード、ホンダ、独・フォルクスワーゲンにハイブリッド自動車用ニッケル水素電池を供給しており、ハイブリッド自動車用では、フォルクスワーゲングループとリチウムイオン電池システム、仏・PSAプジョーシトロエン社とニッケル水素電池システムの共同開発を進めている。また、プラグインハイブリッド車用ではスズキの実証実験車両にリチウムイオン電池が搭載されることになっている。

 

三洋電機では、加西事業所の新工場竣工により「複数の自動車メーカーの需要に対応できる供給体制が整う」としており、当初は月産100万セル体制で生産を開始、需要に応じて生産規模を拡大していく方針。

 

■新工場の概要
建屋工事費:約130億円
工期:着工2009年9月、竣工2010年7月
延床面積:4万2831平方メートル(5階建て)
生産品目:環境対応車用リチウムイオン電池の生産
生産能力:当初月産100万セル