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川崎近海汽船、八戸港フェリーターミナルで避難訓練

2011年11月28日 (月)

話題川崎近海汽船は28日、八戸港フェリーターミナルで22日に避難訓練を実施したと発表した。

 

3月11日の東日本大震災後、八戸港フェリーターミナルは復旧。今後も地震・津波の発生が予想されることから、円滑な避難の確保や地震・津波防災対策上必要なケースを想定し、人命の安全、被害の軽減を図ることなどを確認する狙いで実施した。

 

訓練には同社フェリー部・総務部・北海道支社・八戸支店・苫小牧支店、
シルバーフェリーサービス、青森県フェリー埠頭公社、八戸臨港サービスから合わせて56人が参加。

 

22日午後9時20分頃三陸沖で震度6強の地震が発し生、すぐに大津波警報が発令され、八戸港への津波第一波到達予想時刻が同50分頃・波高6メートルと発表され、貨物車30台、乗用車70台、総乗客300人(うち徒歩客100人)、見送り人10人、当日の夜勤スタッフは同社6人、シルバーフェリーサービススタッフは売店2人、レストラン3人――を想定して行われた。

 

当日は地震発生後、指揮者のもと館内停電のため暗闇の中、懐中電灯、無線機、ハンドマイクなどを持って各方面に出向き、顧客の安否確認作業を開始、誘導した。

 

顧客をバスに乗せ、顧客の避難完了後、館内を再巡回し、顧客・社員も含めて残留者がいないことを確認後、総員避難。午後10時45分に避難訓練を終了し、全員集合の後、総評を行った。