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フェデックス、アジア発イタリア向け配達日数を短縮

2011年11月28日 (月)

ロジスティクスフェデラルエクスプレス(フェデックス)は28日、アジア太平洋地域発イタリア向けの書類外貨物の配達所要日数を10月24日から1営業日短縮したと発表した。

 

サービス対象となるのは日本・オーストラリア・香港・インドネシア・韓国・マレーシア・ニュージーランド・フィリピン・シンガポール・台湾・タイ・ベトナムの12市場で、これらの出荷地からイタリア向けの貨物はフェデックスのすべての輸送サービスで、これまでより一営業日早く届けることが可能になった。香港発の書類外貨物で、今回の配達所要日数短縮の対象となるのは、価額が22ユーロを超える貨物のみ。

 

フェデックスはアジア太平洋地域と欧州を結ぶ重要貿易路線の拡充を進めており、これまでにも、ボーイング777型フレイターによる香港-パリ間の直行便導入やアジア発欧州向けの「フェデックス・インターナショナル・エコノミー(IE)」サービスの拡大など、サービス改善策を取り入れてきた。

 

IEサービスの仕向地は、これまでに11か所追加され、現在の仕向地は全36か所となっている。フェデックスのユーロワンは、欧州で5万を超える郵便番号地域を空・陸のネットワークで結び、欧州ハブ内の現地税関と連携することで、より早く効率的な通関業務を実現している。