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近畿運輸局、若手船員不足対策へ中学校で出前講座

2016年6月8日 (水)
近畿運輸局、若手船員不足対策へ中学校で出前講座

(出所:近畿運輸局)

イベント近畿運輸局は、若手船員不足に対する施策として、海運の重要性や船員の仕事の魅力をPRするため、5月23日に大阪府茨木市立天王中学校で出前講座を行った。当日は中学生14人が参加した。

近畿内航船員対策協議会の永石大機会長代理が講師を務め、重要な部分は直感的に答えられるよう選択型のクイズ形式にして、受講者参加型の講義を行った。

「海運」と聞いて「どのような仕事なのか」を知っている生徒は少なく、外国から輸入される物資は99.7%が船を使って日本に運ばれているという説明に、生徒は海運の重要性を知り関心を持った様子だったという。

続いて船の種類や特徴を説明したが、フェリーを想像していた生徒が多かったことから、作業船や貨物船の写真を示しながら、船の用途や運ぶ荷物によって特化した構造となっていることを解説した。

また、船内組織の説明を行い、船長をトップとした甲板部・機関部の役割と仕事内容、船内生活、キャリアアップの道、船員の給料などの労働環境や待遇について紹介した。