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内海造船、宮島フェリー向け新造船「ななうら丸」進水

2016年6月21日 (火)

荷主内海造船は20日、瀬戸田工場で建造していたJR西日本宮島フェリー向けの275総トン型旅客船兼自動車航送船「ななうら丸」を進水させた。今後は艤装工事を経て9月初旬に引き渡す。

ななうら丸は、JR宮島口桟橋-宮島フェリーターミナル間に就航する旅客船兼自動車航送船で、旅客、車両の乗降は船首尾のランプドアから行う。

推進器には可変ピッチプロペラを採用し、操船性能を高めたほか、プロペラにはCFRP製プロペラブレードを搭載し、従来のプロペラブレードと比べて重量を6割軽減した。

上甲板はバリアフリー規則に対応し、船首ランプドアから船尾ランプドアまで段差のない通路を設けている。

■主要目
全長:38.15メートル
幅:10メートル
深さ(上甲板/乗込甲板):3.87/3.87メートル
構造喫水:2.65メートル
総トン数:275トン
載貨重量(構造喫水):100トン
車両積載能力(乗用車):6台
旅客定員:車両搭載時460人、車両未搭載時800人
乗組員:3人
主機関:ヤンマー6EY22AW減速機付ディーゼル機関1基
連続最大出力:736キロワットx800/339min-1
常用出力:626キロワットx800/339min-1
航海速力:9ノット
資格(航行区域):JG第二種船(平水区域)
航路:JR宮島口浅橋-宮島フェリーターミナル
船級:JG