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内海造船、トラック71台積み自動車航送船が進水

2016年6月7日 (火)

荷主内海造船は、瀬戸田工場(広島県尾道市)で建造中の晴光海運向け8800トン型旅客船兼自動車航送船「ブルードルフィン」を4日、進水させた。

同船は球状船首・単胴型普通船尾を採用し推進性能と耐航性の向上を図っているほか、航海中の横揺れを軽減するため船体中央部に減揺装置のフィンスタビライザを備えた。

12メートルトラック70台と8メートルトラック1台を搭載でき、車両甲板への搭載は船首・船尾に装備したランプドアや艙内ランプで行う。内海造船は引き続き艤装工事を行い、9月30日メドに引き渡しを行う。

■主要目
全長:144.12メートル
幅(型):23メートル
深さ(型):14.1メートル
満載喫水(型):5.9メートル
構造喫水(型):6メートル
総トン数:8800トン
載貨重量:3440トン
車両搭載能力:12メートルトラック70台、8メートルトラック1台、乗用車30台
乗組員:33人
主機関:日立造船-MAN B&W 6S50MC-8.2型ディーゼル機関1基1軸
連続最大出力:9945キロワットx127min-1×1
航海速力:20ノット
資格:JG第二種船(沿海区域)
船籍港:青森市
起工:2015年12月1日
進水:2016年6月4日
完工:2016年9月30日