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スチールセンター、タイ工場が製造再開

2011年12月5日 (月)

拠点・施設新日本製鉄が40%、本田技研工業が30%を出資する、鋼板加工販売のスチールセンター(東京都千代田区)は2日、タイ連結子会社のスチールケース・マニュファクチュアリング・タイランド社(SCMT社)が1日からスチールケース完成品までの製造を再開したと発表した。

 

SCMT社は、タイで2輪、4輪のCBU、CKD輸送用スチールケースを製造しているが、事務所と工場が浸水したため、稼働を停止していた。

 

10月末時点で60センチメートル程度の浸水となっていた同社の事務所と工場は、今月1日には水が引き、清掃・機械類の整備など復旧活動に取り組んでいる。建屋外敷地やトラックヤード、工場前面道路はほぼ水がなくなっているという。

 

状況の改善を受けて、SCMT社では11月29日から一部設備が稼働可能となり、1日からスチールケース完成品までの製造を再開。得意先への納入については、SCMT社の製品在庫、外注先工場からの代替製品の納入、SCMT社のライン稼働により「今月末の納入分までメドが付いている」としている。