メディカルニプロは5日、、バングラデシュの製薬企業「JMIファーマ」の第三者割当増資を引き受ける形で出資を行い、同社を子会社とすると発表した。バングラデシュの製薬市場は年15%の成長を続けており、今後も市場成長が見込めると判断した。
ニプログループの医薬事業を海外展開する際に、合弁パートナーのJMIグループ傘下の製薬企業であるJMIファーマが構築した生産体制、営業基盤をベースとしてJMIグループとの協力関係を活かして進めることが効果的と考え、資本参加を行うことにしたもの。
JMIファーマはニプロの出資後、ニプロJMIファーマへ社名変更し、同社の培った医薬品製造技術も必要に応じて投入しつつ新規品目の製造、バングラデシュ国内での販売強化を図るとともに、ニプログループの販売ネットワークを活用して各国の販路開拓を行う。