ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

拡張パナマ運河が開通、中国コスコ船が「通り初め」

2016年6月27日 (月)

話題パナマ運河の拡張工事が完了したことを受け、パナマ政府は26日(現地時間)、バレラ大統領が主宰する開通式を行った。アグアクララ水門とココリ水門に集まった2万人の民衆が見守る中、第1船としてコスコ(中国遠洋運輸集団)のコンテナ船が通過した。

拡張パナマ運河は2007年に着工し、工期が遅れながらもようやく完成。これにより、航行量は船舶トン数換算で従来の2倍に拡大する。2012年に富士フイルムが開通を見越して現地に物流拠点を設けるなど、同運河の拡張に対する日本企業の期待は大きい。

日本政府は開通式典に日本・パナマ友好議員連盟会長の衛藤征士郎衆院議員を特派大使として派遣した。

(出所:パナマ大統領府)

(出所:パナマ大統領府)