サービス・商品コクヨは27日、研究施設で使用されるマイクロチューブの専用の識別ラベル「LABO(ラボ)ラベ」の販売を7月13日から開始すると発表した。
同社がマイクロチューブのユーザーアンケート調査を実施した結果、92.7%がマイクロチューブのナンバリング作業で「書ける文字数が少ない」や「書きづらい」などの不満を感じていることが分かった。
LABOラベは、レーザープリンタに対応したマイクロチューブ専用のラベルで、細かい文字まできれいに印刷できるのが特徴。同社が提供する無料のラベル位置合わせソフト「合わせ名人4」を使うことで、容易に編集・印刷を行うことができる。
マイクロチューブが使用される環境に配慮し、マイナス20からプラス100度の幅広い温度環境で使えるようにしたほか、耐水性を持たせ、研究機関内で使われる高圧蒸気滅菌器に対応した。
メーカー希望小売価格(税別)は20枚とテスト用2枚(1枚70面)セットで2400円、50枚とテスト用5枚(1枚70面)のセットで6000円。年間1100万円の販売を目指す。