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北関東パイオニア、栃木県に物流施設、集約ニーズに対応

2011年12月8日 (木)

アパレル北関東を地盤とする不動産業の北関東パイオニア(栃木県下都賀郡岩舟町)は、岩舟町に特定流通業務施設を建設する。物流総合効率化法が定める総合効率化計画の認定を受け、新施設を営業倉庫として活用し、輸入家具、寝装具類、食品包装容器などを取り扱う荷主企業の分散している倉庫の集約を図る。

 

北関東パイオニアでは、輸入家具、寝装具類、合成樹脂食品包装容器などを取り扱う荷主企業に対し、営業倉庫ではない複数の保管スペースを賃貸しているが、同一荷主の貨物でも複数の拠点に分散保管されており、都度、横持ち輸送が発生するなど、保管・輸送が非効率になっていた。

 

そこで、岩舟町に2棟の倉庫(床面積5755.47平方メートル)を新設し、分散している倉庫の集約、トラックへの積載率向上による効率化、輸送・保管・荷さばき・流通加工を行う総合化を行うことで、環境負荷を低減する。北関東パイオニアは営業倉庫の許可を取得していないため、近く許可申請を行い、倉庫業に参入する。

 

これらの取り組みによるCO2の削減率は25.1%(104.5トン)となる。関東運輸局は11月22日付で、北関東パイオニアの総合効率化計画を認定した。