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東洋紡、塩素化PP樹脂の生産設備を増強

2011年12月9日 (金)

アパレル東洋紡績は8日、塩素化ポリプロピレン(PP)樹脂「ハードレン」の生産設備を増設し、7日から本格稼動に入ったと発表した。

 

10億円を投じ、同社高砂工場内(兵庫県高砂市)に増設したもので、生産能力は1.5倍に拡大した。同社は自動車バンパーの下塗り塗料や、食品包装用フィルムのインキに使用される、塩素化PP樹脂「ハードレン」を製造している。

 

ハードレンは海外を中心に、自動車、包装用フィルム用途での需要が拡大しており、増設により2-3年後には、同事業の海外売上高比率を現在の50%から70%に拡大したい考え。