ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

川崎汽船、オイルタンカー5隻を発注

2016年7月7日 (木)

ロジスティクス川崎汽船は7日、船隊整備計画の一環としてオイルタンカー5隻を発注したと発表した。

同社が発注したのは次世代VLCC(載貨重量トン数20-30万トン級のオイルタンカー)3隻と、アフラマックス型(載貨重量トン数8-12万トン)タンカー2隻の合わせて5隻。

VLCC3隻のうち2隻の発注先は川崎重工業で、2017年、18年に1隻ずつ竣工。もう1隻は名村造船所に発注し、18年に竣工する。また、アフラマックス2隻はシンガポール法人を通じて発注、佐世保重工業で建造し、18年と19年に1隻ずつ竣工する。

これらの新造VLCCとアフラマックスは、バラスト水処理装置を採用して海洋生態系保護に配慮するなど、新規則に対応した最新鋭船となる。これにより、川崎汽船は既存船の代替を進め、収益の安定化を図る。

■新造VLCCの概要

 新造VLCC主要目新造アフラマックス主要目
建造造船所南通中遠川崎船舶工程有限公司名村造船所伊万里事業所佐世保重工業
竣工時期2017年、2018年2018年2018年、2019年
全長:339.5m338.9m243.8m243.8m
型幅60m60m42m
載貨重量トン31万1360MT31万300MT11万3000MT
タンク容積34万8500立方メートル35万1500立方メートル12万5400立方メートル