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三菱ふそうの大型トラックエンジンに不備、火災のおそれ

2016年7月7日 (木)

行政・団体三菱ふそうトラック・バスは7日、大型トラック「ふそうスーパーグレート」「ふそうエアロエース」「ふそうエアロクィーン」「ふそうエアロキング」「スペースアローA」「スペースウイングA」――の6車種のエンジンに不備がみつかり、最悪の場合、火災に至るおそれがあるとして、国土交通省にリコールを届けたと発表した。リコール対象は2650台。

大型トラック・バスのエンジン制御プログラムで、低温時の補正制御が不適切なため、ピストンのピン穴上部に亀裂が生じる場合があり、そのままの状態で使用を続けると亀裂の進展によってピストンが損傷し、最悪の場合、火災に至るおそれがあるという。

同社は対象の全車両でエンジン制御プログラムを対策品に書き換えるとともに、エンジンの油圧を点検しピストンに亀裂が生じていると判断された場合は、ピストン一式を新品に交換する。