フットワーク、小牧支店を新設移転

拠点・施設フットワークエクスプレスは12日、2拠点を集約・統合した新たな小牧支店での業務を開始した。小牧支店は8日竣工した。

新施設は、3万470平方メートル（約9200坪）の敷地にターミナル機能を持つ物流施設で、業務効率化を目指し、同社が過去利用していた2拠点を統合・集約したもの。

同社は2009年に国際物流企業「トール・グループ」（オーストラリア・メルボルン）入りし、人材育成や新車両の導入などに重点的な投資を行ってきた。

施設の設計には、自然光の利用や照明の自動調節機能による省エネの推進、水の再利用、外気温度の影響を和らげるための断熱材の利用、建物と調和した外構のデザインなど、環境面に配慮したほか、歩道と車道の分離、十分なガードレールの配置など、安全を最優先した設計を取り入れた。

また、車両運行の安全を確実なものにするため、積載重量を確認する埋め込み型の車両重量計測器を備え、モニター監視を含む高度なセキュリティーシステムを敷地、建物に導入。事務所棟には、運転者が休養できるよう、最新設備を導入した。

■小牧支店の概要
名称：フットワークエクスプレス小牧支店
所在地：愛知県春日井市上田楽町字西島298番地
TEL：0568-33-1230
FAX：0568-33-1223
敷地面積：約3万470平方メートル
延床面積：約8208平方メートル
用途：物流センター
構造：鉄骨造地上3階建て