ロジスティクスUPSは19日、「ワールドワイド・エクスプレス小口貨物サービス」の提供地域として、新たにミャンマー、カンボジア、マルタ、アルバニア、ドミニカなど52の国・地域を追加したと発表した。
これにより、同サービスは117か国・地域、アジア太平洋地域では30か国・地域で利用できるようになった。
UPSのワールドワイド・エクスプレス小口貨物サービスは、仕向地に応じて最短で翌営業日の10時30分、12時、14時までの配達を保証するもので、小売、ハイテク、産業機器、ヘルスケア関連企業や一般消費者が緊急時の輸送手段として利用しているという。
UPSジャパンの梅野正人社長は「日本の製造モデルの変化に伴い、カンボジアやミャンマーなどの新興国は、重要な貿易パートナーとなっている。UPSが継続的に行っているサービスポートフォリオの拡大は、日本政府が推し進めるメコン地域との相互貿易の促進をサポートするものだ。今回のサービス拡大により、日系企業が、これらの急成長市場との貿易関係をさらに深めるための後押しになることを期待している」と話した。