国際UPSは7日、指定時間までの配達を保証する国際小口貨物輸送サービス「UPSワールドワイド・エクスプレス」の提供地域に23か国・地域を追加した、と発表した。これにより、終業時間までの保証にとどまっていた地域で、より早い時間帯を指定できるようになった。
UPSワールドワイド・エクスプレスは、仕向地に応じて翌営業日の10時30分、12時、14時までに配達保証するサービスで、今回のサービス拡大は、昨年行った世界4万1000件超の郵便番号追加に続くもの。
今回の追加国・地域にはコロンビア、サウジアラビア、ベトナムなど、国際貿易の重要性が高まっている市場を含んでいる。これにより、提供国・地域は88に広がった。
このうち27か国・地域で早朝配達を、88か国・地域で日中配達を提供する体制が整った。これら以外の国・地域では、終業時間までの配達サービスを利用できる。
■追加国・地域
中南米:コロンビア、グアテマラ、ホンジュラス、エクアドル、バミューダ、トリニダード・トバゴ、ジャマイカ、バハマ、バルバドス、セントクリストファー・ネイビス、セントルシア
インド亜大陸・中東・アフリカ:サウジアラビア、オマーン、モロッコ、チュニジア、スリランカ
欧州:ウクライナ、セルビア、ジャージー、ガーンジー、モンテネグロ
アジア:ベトナム、マカオ