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日立物流、物流技術専用の研究開発施設を開設

2016年7月20日 (水)

ロジスティクス日立物流は20日、東京都内の自社物流拠点内でロジスティクス分野の技術革新に取り組む研究開発専用施設「R&Dセンタ」を開設したと発表した。市場投入を目前に控えた製品のテストや、日立製作所グループで取り組む物流関連の実演などに利用する。

これまでも日立グループと連携しながら研究開発に取り組んできたが、専用施設を立ち上げることでより実践的なテスト環境を整え、IoTなどの活用が期待される物流分野で研究開発活動を強化する。

1320坪の広さを持つ専用施設では、顧客から受託した物流業務を円滑に立ち上げるため、想定運用を本番と同等の環境下で事前に再現し、さまざまなテクノロジーとの連動などを検証することで、新規案件の立ち上げ・本番リスクを抑える。

同社は「少子高齢化社会でも持続的事業運営が可能な次世代型物流センター」の実現を掲げており、省人化と高効率オペレーションに役立つ新たなテクノロジーの研究開発活動を積極的に行うことで、実用化を促す。これにより「究極の自動化と高効率オペレーション」(日立物流)を追求し、3PL事業の強化につなげる。

自社開発案件だけでなく、顧客やパートナー企業との共同実験も計画しているという。

■研究開発拠点の概要
名称:R&Dセンタ
所在地:東京都内(同社既存物流センター内)
開設日:2016年7月15日
延床面積:1320坪