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1-6月の大阪港輸入額1割減、EU除く対主要地域で低調

2016年7月25日 (月)

調査・データ大阪税関が25日発表した、上半期(1-6月)と6月の大阪港貿易概況(速報)によると、1-6月は輸出額が2期連続の減少となる1兆5501億8800万円(前年同期比9.9%減)、輸入額も3期連続の減少で2兆1913億9200万円(10.6%減)となった。輸出入収支は6412億400万の輸入超過だったものの、赤字幅は12.4%縮小した。

輸出は、品目別で科学光学機器(28.1%減)、半導体など電子部品(21.4%減)、鉄鋼(32.9%減)などが減少し、対地域では、米国、アジア、EU、中国、アジアNIEs、ASEAN――といった主要地域で軒並みマイナスとなった。

輸入は品目別で衣類・同付属品(13.6%減)、半導体など電子部品(47.9%減)、非鉄金属(31.4%減)などが減少し、対地域では、EU(3期ぶりプラス)を除きマイナスだった。

6月は、輸出が2745億7700万円で前年同月に比べ12.5%減、輸入額も3546億3900円で13.4%減となった。収支は800億6200万円の輸入超過だったが、赤字幅は16.1%縮小した。