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三井倉庫HD・丸全昭和運輸など12社が決算発表

2016年8月8日 (月)

財務・人事8月8日決算発表の企業は三井倉庫ホールディングス(第1四半期)、丸全昭和運輸(第1四半期)、中央倉庫(第1四半期)など12社。

■三井倉庫ホールディングス
三井倉庫ホールディングスが8日発表した4-6月期決算は、前期中に複数の物流会社を傘下に収めて売上規模が膨らんだことに加え、自動車関連貨物が好調に推移し、大幅な増収増益となった。

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2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
56,00920.6%
営業利益
1,809162.5%3.2%
経常利益
1,668641.9%3.0%
当期純利益
603281.8%1.1%

■丸全昭和運輸
丸全昭和運輸が8日発表した4-6月期決算は、主力の物流事業が堅調に推移し、構内作業・機械荷役事業も増収増益を確保した一方、「その他事業」セグメントで34%超の減益となったのが響き、全体の営業利益は3.1%の減益となった。

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2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
25,5792.2%
営業利益
1,317-3.1%5.1%
経常利益
1,546-5.3%6.0%
当期純利益
1,021-8.3%4.0%

■名鉄運輸
混載事業の拡大を図る事業戦略に沿って運賃改定交渉を進めたほか、新規に信州名鉄運輸を連結子会社化し、売上高が20.4%増(前年同期比)、営業利益が31%増と好調な滑り出しとなった。

2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
27,31620.4%
営業利益
1,34131.0%4.9%
経常利益
1,40331.5%5.1%
当期純利益
1,905173.4%7.0%

■名港海運
名古屋港の港湾貨物で工作機械の輸出が減少し、輸入も原油・液化天然ガスが減少するなか、同港に営業基盤を置く同社では、輸出で工作機械の取り扱いが減少、自動車部品は取り扱いを伸ばした。一方、輸入は油脂原料や建材が増加し、非鉄金属、機械の取り扱いは伸び悩んだ結果、増収減益となった。

2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
14,288-5.1%
営業利益
8216.7%5.7%
経常利益
1,0734.6%7.5%
当期純利益
82725.1%5.8%

■中央倉庫
国内運送業で輸送費用が増加した結果、減益要因となったものの、国内倉庫、国際貨物取扱業が堅調に推移し、売上高、営業利益ともに増加した。

2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
6,1993.9%
営業利益
3892.1%6.3%
経常利益
4743.1%7.6%
当期純利益
325-48.8%5.2%

■東陽倉庫
国内物流で新拠点の立上げ費用が発生したため減益となったものの、国際物流で輸出貨物の手数料収入が増えたほか、事務効率を高める工夫で費用を抑え、増収増益を確保した。

2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
6,2563.1%
営業利益
20415.0%3.3%
経常利益
2774.7%4.4%
当期純利益
19517.5%3.1%

■大東港運
取り扱いの大きな部分を占める食品輸入が総じて減少。鋼材の国内物流は堅調に推移し、減収ながら営業利益は16.4%のプラスを確保した。

2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
4,752-3.2%
営業利益
21616.4%4.5%
経常利益
21512.3%4.5%
当期純利益
147-3.5%3.1%

リンコーコーポレーション
主力の運輸部門で一般貨物・コンテナ貨物ともに取扱数量が減少し、機械販売部門も大型の建設機械販売案件が伸びず低調に推移。ホテル事業部門は堅調だったが、運輸・機械販売部門を補うまでには至らなかった。

2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
4,047-3.2%
営業利益
150-4.8%3.7%
経常利益
167-6.7%4.1%
当期純利益
13320.0%3.3%

■マルハニチロの物流事業
輸配送コストが高止まりするなか、安定的な車両調達と取扱貨物の集荷拡大に取り組み、増収増益を確保。東京港湾地区で水産品の取り扱いが減少したものの、動力費の経費削減、輸配送の拡大と運営効率化に努めた。

2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
3,943-1.1%
営業利益
4369.0%11.1%
経常利益
------
当期純利益
------

■南総通運
既存取引の拡大と新規顧客の開拓に向け、物流の効率化策と不動産の有効活用に取り組んだ結果、増収増益となった。

2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
3,1522.3%
営業利益
40813.3%12.9%
経常利益
40115.2%12.7%
当期純利益
26810.7%8.5%

■東栄リーファーライン
貿易事業でマグロ類の販売量が増えて22.3%の増収(前年同期比)となったものの、船舶の定期修繕が集中したため、わずかながら営業損失を計上。最終損益も4100万円の赤字となった。海運事業は売上が4000万円増えて6億2000万円となったが、利益は93.3%減の600万円にとどまった。

2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
1,71922.3%
営業利益
-1----
経常利益
-23----
当期純利益
-41----

■玉井商船
新興国向けカーゴの減少に伴いバラスト航海が増加したほか、「想定外の海運マーケットの低下」による運賃の悪化、円高の進行などが重なり、業績が大幅に悪化した。

2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
644-55.2%
営業利益
-410----
経常利益
-490----
当期純利益
-822----