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丸全昭和・1Q、物流と構内・機械荷役堅調も営業減益

2016年8月8日 (月)

ロジスティクス丸全昭和運輸が8日発表した4-6月期決算は、主力の物流事業が堅調に推移し、構内作業・機械荷役事業も増収増益を確保した一方、「その他事業」セグメントで34%超の減益となったのが響き、全体の営業利益は3.1%の減益となった。

2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
25,5792.2%
営業利益
1,317-3.1%5.1%
経常利益
1,546-5.3%6.0%
当期純利益
1,021-8.3%4.0%

物流事業のうち、貨物自動車運送事業は関東で化成品が減少したものの、住宅資材の新規受注や日用雑貨の増加、中部でステンレス・断熱材の増加があり、関西でも油脂関連や住宅設備が伸びて増収。港湾運送は関西でモーター関連部品が増加したが、関東で穀物輸入の取り扱いが減少。自動車部品の輸出取り扱いも伸びず、減収となった。

通期は売上高1070億円(7.1%増)、営業利益56億円(5.8%増)、経常利益60億円(2.3%増)、最終利益41億円(3.1%増)を見込む。