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セイノーHD・鴻池運輸・C&Fロジなど12社が決算発表

2016年8月10日 (水)

財務・人事8月10日決算発表の企業はセイノーホールディングス(第1四半期)、鴻池運輸(第1四半期)、C&Fロジホールディングス(第1四半期)、ゼロ(本決算)など12社。

■セイノーホールディングス
セイノーホールディングスが10日発表した4-6月期決算は、西濃運輸を中心とした主力の輸送事業が堅調に推移したことで増収増益となった。

▷この記事の詳細

2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
137,0034.5%
営業利益
6,09811.3%4.5%
経常利益
6,7909.7%5.0%
当期純利益
4,1558.3%3.0%

■鴻池運輸
鴻池運輸が10日発表した4-6月期決算は、食品向け新規拠点の開設で取り扱い量を伸ばし、鉄鋼分野でも工事業務を獲得、空港のグランドハンドリング業務も好調を持続したことで、増収増益となった。

▷この記事の詳細

2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
64,6754.3%
営業利益
3,12310.3%4.8%
経常利益
3,1418.8%4.9%
当期純利益
2,23837.1%3.5%

■ゼロ
6月期本決算。国内新車販売台数が落ち込むなか、同社の自動車向け輸送は輸送手段・経路の改善、労務管理の強化を継続。売上がほぼ前期並みにとどまったのに対し、原油安による燃料費削減効果もあってセグメント利益は51.3%増と大きく改善した。

2016年本決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
77,8290.8%
営業利益
5,27143.9%6.8%
経常利益
5,65049.8%7.3%
当期純利益
3,35878.8%4.3%

■C&Fロジホールディングス
DC(保管在庫型物流)事業で新設支店が安定稼働に入り、関西で新規業務を受託したことで物量が増加したが、外注費や人件費も増えた。TC(通過型センター)事業は、食品メーカーから新規業務を受託。コンビニエンスストア向けサービスで不採算部分を改善し、事業の内製化に取り組み収益が改善した。

2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
25,827--
営業利益
1,006--3.9%
経常利益
995--3.9%
当期純利益
646--2.5%

■伊勢湾海運
鋼材、バルクカーゴなど取扱貨物量が全般的に減少し、売上高が10.1%減少し、営業利益も4割以上の落ち込み。

2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
10,507-10.1%
営業利益
350-42.6%3.3%
経常利益
235-67.0%2.2%
当期純利益
98-74.7%0.9%

■日本石油輸送
国内石油製品需要の減少や製油所の定期修理の影響で、石油輸送事業の売上が減少。高圧ガス輸送は新規LNG輸送が増え、水素輸送も拡大したことで堅調に推移した。コンテナ輸送は、前期末で冷凍コンテナによる輸送事業が一部終了し、減収となった。

2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
6,862-0.1%
営業利益
48-16.0%0.7%
経常利益
169-17.4%2.5%
当期純利益
87-44.0%1.3%

■川西倉庫
港湾運送業、貨物運送取扱業、国際物流業がいずれも減収となったものの、普通倉庫貨物の保管高が増加し、動力コストの削減、太陽光発電の売電事業が業績に寄与したことで、営業利益が改善した。

2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
5,514-1.2%
営業利益
16576.4%3.0%
経常利益
17950.2%3.2%
当期純利益
10656.4%1.9%

■乾汽船
外航海運事業が4割近い減収となり、9億7500万円の営業赤字を計上。倉庫・運送事業も施設売却の影響で運営施設数が減少し、利益が6割以上落ち込んだ。これにより、全体の営業損益は5億8800万円の損失を計上。最終損失も1億8000万円程度悪化し、7億8000万円の赤字となった。

2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
4,504-15.3%
営業利益
-588----
経常利益
-685----
当期純利益
-780----

■トレーディア
総取扱量が増えたにもかかわらず、売上高は1億6900万円減少して32億9700万円にとどまった。減収の影響に加えて外注費もかさみ、営業損失が拡大。最終損益は4900万円の利益から4200万円の損失へと転じた。

 
2016年4-6月期決算
  
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
3,297-4.9%
営業利益
-76----
経常利益
-64----
当期純利益
-42----

■東京汽船
曳船事業が横浜川崎地区と東京地区で減少。千葉地区ではプロダクトタンカー向けの作業が増えたものの、LNG船や鉱石船などの大型船の入港数の減少が影響し、減収。営業利益は旅客船事業の不振が響き、9.7%の減益となった。

2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
2,991-2.8%
営業利益
219-9.7%7.3%
経常利益
310-10.4%10.4%
当期純利益
233-21.5%7.8%

■京極運輸商事
石油販売量、平均単価が減少したほか、貨物自動車運送事業でも輸送数量伸びず。倉庫事業では、危険物倉庫移転に伴い減収、タンク洗滌・修理事業は工事受注件数が減少した。燃料価格の下落で燃料費が減少する効果もあったが、減収の影響に加え、車両代替計画に伴う減価償却費が負担となった。

2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
1,973-5.6%
営業利益
36-54.8%1.8%
経常利益
48-47.2%2.4%
当期純利益
29-49.8%1.5%

■大運
主力の港湾運送で輸入関連収入がやや回復した一方、輸出は厳しい状況。荷動き鈍化の影響を受け、減収となった。

2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
1,578-2.3%
営業利益
53-7.6%3.4%
経常利益
703.3%4.4%
当期純利益
62-8.7%3.9%