財務・人事11月11日決算発表企業は次の通り。
セイノーホールディングス | 輸送事業堅調で営業益10.8%増益 |
鴻池運輸 | 主力事業堅調で国内物流の減益カ |
上組 | 海外向けプラント伸びず微減収 |
丸全昭和運輸 | トラック運送事業が大幅増収 |
名港海運 | 輸出貨物は工作機械の取り扱いが減少、輸入貨物… |
日本石油輸送 | 主力の石油輸送事業は、国内石油製品需要の減少… |
トレーディア | 輸出部門は雑貨、機械機器製品が減少したことに… |
伏木海陸運送 | 主力の港運事業は、原料の輸入、ロシア向け自動… |
京極運輸商事 | 港湾運送、通関事業での主要荷主の輸入取扱量の… |
大運 | 主力の港湾運送部門では、中国の成長鈍化による… |
■名港海運
輸出貨物は工作機械の取り扱いが減少、輸入貨物は食糧や雑貨の取り扱いが減少し、減収減益となった。通期予想に対する進捗率では、売上高がやや下回っているものの、営業利益、最終利益は堅調に推移している。
2016年9月中間決算 |
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当期実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | 前年同期比 |
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売上高 | 28,753 | -5.7% | 14,465 | -6.4% | |
営業利益 | 1,739 | -6.4% | 6.0% | 918 | -15.6% |
経常利益 | 2,237 | 0.2% | 7.8% | -- | -- |
当期純利益 | 1,652 | 12.0% | 5.7% | -- | -- |
■ 日本石油輸送
主力の石油輸送事業は、国内石油製品需要の減少や製油所の定期修理に伴う影響もあり3.5%減収。高圧ガス輸送事業は主力のLNG輸送が前年並みだったが、水素輸送の拡大により1.5%の増収。
化成品・コンテナ輸送事業では、海外輸送がISOタンクコンテナの運用個数を増やし増収となったものの、コンテナ輸送事業は、北海道の台風による貨物列車の運休が多数発生したため、野菜類の出荷が低調となったほか、前期末で冷凍コンテナ輸送事業が一部終了したことに伴い減収した。化成品・コンテナ輸送全体では1.1%の増収。
また、同日付けで燃料油価格低下による経費減少などを理由に、4-9月期業績予想を売上高139億7900万円、営業利益2億1600万円、経常利益3億8700万円、最終利益2億4400万円へ修正した。なお通期予想は「不透明な部分が多い」として変更していない。
2016年9月中間決算 |
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当期実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | 前年同期比 |
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売上高 | 13,979 | -0.9% | 7,117 | -1.7% | |
営業利益 | 216 | -4.0% | 1.5% | 168 | 0.0% |
経常利益 | 387 | -5.8% | 2.8% | -- | -- |
当期純利益 | 244 | -15.7% | 1.7% | -- | -- |
■トレーディア
輸出部門は雑貨、機械機器製品が減少したことにより売上高が10.8%減、セグメント損失は7200万円へ悪化した。国際部門では、輸入事業が中国からの家電、生活雑貨が減少したことにより、3.1%の減収。
2016年9月中間決算 |
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当期実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | 前年同期比 |
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売上高 | 6,623 | -4.7% | 3,326 | -4.5% | |
営業利益 | -44 | -- | -- | 32 | -41.8% |
経常利益 | -19 | -- | -- | -- | -- |
当期純利益 | -8 | -- | ---- | -- | -- |
■伏木海陸運送
主力の港運事業は、原料の輸入、ロシア向け自動車の取り扱いが増加し売上高3.3%増、セグメント利益73.2%増となった。
また、持分法適用会社の株式交換に伴い、交換差益による特別利益2億4300万円で経常利益が71.5%増加、純利益はこれに伴う法人税など調整額を7400万円計上し、65.4%減。
2017年6月期第1四半期決算 |
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当期実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 3,387 | -3.6% | |
営業利益 | 234 | 57.4% | 6.9% |
経常利益 | 203 | 71.5% | 6.0% |
当期純利益 | 18 | -65.4% | 0.5% |
■京極運輸商事
港湾運送、通関事業での主要荷主の輸入取扱量の増加などによる増収があったものの、石油販売事業での販売数量、販売平均単価の減少、貨物自動車運送事業での輸送数量の減少、倉庫事業での危険物倉庫移転に伴う減収、タンク洗浄・修理事業での工事受注件数の減少などで売上高は7.2%減。
営業利益は、車両代替計画に伴う減価償却費の増加、ETC2.0に対応するの車両修繕費の増加で8割減となった。
2016年9月中間決算 |
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当期実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | 前年同期比 |
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売上高 | 3,929 | -7.2% | 1,956 | -8.8% | |
営業利益 | 32 | -80.8% | 0.8% | -4 | -- |
経常利益 | 47 | -74.5% | 1.2% | -- | -- |
当期純利益 | 28 | -65.3% | 0.7% | -- | -- |
■大運
主力の港湾運送部門では、中国の成長鈍化による影響などで荷動きに鈍化傾向がみられ、厳しい状況となり、売上高は0.7%の減収、セグメント利益は2.2%の減益となった。一方自動車運送部門は堅調で、売上高3.9%増、セグメント損失は400万円減少した。
2016年9月中間決算 |
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当期実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | 前年同期比 |
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売上高 | 3,201 | -0.6% | 1,623 | 1.2% | |
営業利益 | 60 | -5.5% | 1.9% | 7 | 16.7% |
経常利益 | 129 | 21.8% | 4.0% | -- | -- |
当期純利益 | 127 | 15.0% | 4.0% | -- | -- |