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台風上陸、首都圏で事故・通行止め相次ぎ物流懸念

2016年8月22日 (月)

国内強い勢力の台風9号は22日正午過ぎ、千葉県館山市付近に上陸し、東京や埼玉などで1時間に100ミリの猛烈な雨が観測された。この台風に伴い首都圏では事故や規制が相次いでおり、物流への影響が懸念される。

朝6時過ぎ、雨の降り始めと重なった東京都品川区勝島の首都高速道路1号羽田線下り方面では、トラックを含む9台が関係する事故が発生し、3人が病院に搬送されたほか、4号新宿線でもトラックが横転する事故にで一時通行止めとなった。

▲ドライブトラフィック(NEXCO東日本)15時時点

▲ドライブトラフィック(NEXCO東日本)15時時点

NEXCO東日本が運営する交通情報サイト「ドライブトラフィック」では、関東各地で事故、渋滞、通行止めが相次いでいることが示され、首都高速道路の道路交通情報サイト「ミューティー」でも22日15時時点で多数の出入口が閉鎖されたり、暴風や事故の影響で通行止めとなっている状況を表示していた。

関東地方整備局は台風9号の接近に伴い、22日11時に注意体制から警戒態勢に移行。相武国道事務所は降り始めからの雨量が基準の150ミリに達したとして、国道20号線大垂水区間(東京都八王子市南浅川町-神奈川県相模原市緑区千木良)の4.8キロで、11時45分から通行止め規制を開始した。