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機械輸出額が5.9%減少、9か月連続マイナス

2016年8月30日 (火)

調査・データ日本機械輸出組合(JMC)は29日、6月の機械貿易動向を発表した。機械輸出額は3兆9461億円で前年同月と比べて5.7%減少し、9か月連続でマイナスとなった。輸入額は1兆8240億円で12.6%減となり、8か月連続でマイナスだった。

輸出額の地域別では、機械輸出全体の25.8%を占める北米向け(5.9%減)をはじめ、中国(11.6%減)、ASEAN・南アジア向け(5.6%減)、EU向け(1.6%減)、韓国・台湾向け(10.6%減)と減少し、増加したのは「その他」地域向け(2.6%増)のみだった。

業種別では、全21業種中プラスとなったのは4業種で、前月から3業種増加。全体の44%を占める自動車(5.9%減)、産業機械(4%減)、電子ディバイス(11.4%減)などの主要輸出業種をはじめ17業種がマイナスとなり、2桁減少も6業種あった。プラスとなったのは、農業機械(18.5%増)、船舶(18%増)、航空機部品(16.5%増)、軽機械(1.3%増)の4業種。