機械輸出額10.1％減、8か月連続マイナス

調査・データ日本機械輸出組合（JMC）はこのほど、5月の機械貿易動向を発表した。機械輸出額は3兆2391億円で前年同月と比べて10.1％減、8か月連続でマイナスとなった。輸入額は1兆7471億円で5.9％減となり、7か月連続でマイナスだった。

輸出額の地域別では、機械輸出全体の25.1％を占める北米向け（9.2％減）をはじめ、中国（16.4％減）、ASEAN・南アジア向け（10.8％減）、EU向け（3.3％減）、韓国・台湾向け（6.1％減）、「その他」地域向け（9.7％減）と6地域向けすべてマイナス。

業種別では､全21業種中プラスとなったのは1業種で､前月から2業種減少した。全体の34％を占める自動車（3.1％減）、産業機械（6.2％減）、電子ディバイス（20％減）などの主要輸出業種をはじめ、鉄道車両（84.5％増）を除いて落込み、14業種が2桁マイナスとなった。