アパレルエアークローゼット(東京都港区)は28日、寺田倉庫が展開するクラウド収納サービス「minikura」(ミニクラ)、中園ホールディングスが展開する「ホワイト急便」と連携し、今月からファッションレンタル専用倉庫の運用を開始した、と発表した。
個品単位で管理・配送・返却・クリーニングが必要となるファッションレンタルの特性に合わせ、minikuraの物流情報システムを活用するとともに、ホワイト急便の品質管理センターを併設し、運用品質と効率性を高めるため、倉庫を東北から関東に移転したもの。
新倉庫はこのほか、撮影スタジオ、クリーニング時の検品レーンなどファッションレンタルに特化した設計を採り入れたほか、倉庫規模は現在の10万点の洋服在庫に対して10倍まで増加して対応できるスペースを確保した。
同社は「配送スピードのアップや細やかな検品体制の構築など、顧客へのサービス価値の向上を目指す。今後も、ファッションレンタルに特化した物流オペレーションの開発、ファッションレンタル業界のパイオニアとして中長期的な取組みを実施していきたい」としている。