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物流連のインターンシップ、96%が就職を「志望する」

2016年10月12日 (水)
物流業界インターンシップ、96%が物流業界を「志望する」
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ロジスティクス日本物流団体連合会(物流連)は11日、商工会館(東京都千代田区)で7日に、会員企業若手社員で構成する「ロジスティクスPRグループ-物流いいとこみつけ隊-」の全体会合を開催したと発表した。15人が出席した。

会合では、事務局から9月に開催された「物流業界インターンシップ」についての報告が行なわれ、次年度開催に向け今回の抽出された課題に対する改善方法や新たなプログラム作りについて意見を交換した。

次年度では、学んだ知識をアウトプットできるグループワークや参加企業各社からのフィードバックの時間を増やし、より学生の希望を考慮したプログラムとすることとした。

インターンシップ終了後に行った学生へのアンケート調査では、参加学生全員から「物流業界に対する理解が深まった」「インターンシップに参加して満足した」と回答を得られたこと、3日間の企業訪問期間で検針・検品やピッキング、仕分け作業の業務体験、港湾施設・物流センターの見学プログラムに「物流業の先進性や重要性を認識できた」との声が多く寄せられたこと、「物流業界を志望したいか」という質問に、96%が「志望する」と回答したこと――が報告された。

この結果を受け、インターンシップを継続して実施していくことの重要性を確認した。物流連は物流いいとこみつけ隊の活動を中心に今後も「『手作り感』を重視したプログラム構成でインターンシップを運営していく」としている。

(画像:日本物流団体連合会)