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川崎汽船、ベトナム北部の完成車輸送を増強

2016年10月14日 (金)

ロジスティクス川崎汽船、寄港地をハイフォン港へ変更し完成車輸送強化川崎汽船は14日、ベトナム北部向けの完成車輸送サービスを増強するため、寄港地を従来のカイラン港からハイフォン港へと変更すると発表した。

これにより、アジア各地とベトナム北部間を直航配船で定曜日・高頻度で結ぶサービスを実現し、完成車市場向けの輸送需要に幅広く対応することが可能となった。

ハイフォン港とすることで、カイラン港に比べ首都ハノイまで60キロ以上近くなるほか、配船頻度を月1便から2便へ増便させる。十分なヤードスペースを確保し、将来の荷量増加にも対応する。

サービス開始に合わせ新たに開業した自動車専用ターミナルを利用する。同社船は優先着岸権を持っているため、安全性の高いサービスを提供することができる。

■増強したアジア-ベトナム航路概要
寄港地:ジャカルタ(日)-シンガポール(火)-ポートケラン(木)-レムチャバン(日)-ホーチミン(火)-ハイフォン(土)日本を含む他の仕出港からは、シンガポールまたはレムチャバンでサービスに接続し、ベトナム向けに輸送。
航海頻度:月間2便(定曜日サービス)
開始日:2016年10月16日レムチャバン入港、10月18日ホーチミン入港、10月22日ハイフォン入港
投入船:4000RT型「JASA BAKTI」ほか1隻