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DHL、独ハブに263億円追加投資し新仕分け施設稼働

2016年10月14日 (金)
DHL、独ハブに263億円追加投資し新仕分け施設稼働
空白

拠点・施設DHLは、独ライプチヒの航空貨物ハブに2億3000万ユーロ(263億円)を投資し、新たな仕分けセンターを開設した。重量物や長大品の出荷に対応する最新の仕分機能を導入し、1時間あたりの出荷能力は50%増加し、15万件となった。

同ハブへの累積投資額は、今回の投資を含めて6億5500万ユーロ(750億円)に達している。拡張した4万4000平方メートルのうち4万平方メートルを倉庫施設が占め、残る4000平方メートルを事務所施設に充てる。

DHL、独ハブに263億円追加投資し新仕分け施設稼働初の導入事例となった最新の仕分け設備は「多様で革新的な価値を持つコンベヤ技術」(DHL)で構成されており、最大170キロまでのパッケージを完全自動処理することが可能だという。

ドイツポストDHLグループのフランク・アペル最高経営責任者(CEO)は12日に開催したオープニングセレモニーで「拡大ハブと新しい仕分け施設の完成は、当社グループが欧州のエクスプレスハブとしてライプチヒの重要性を強めるものだ」と話した。