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東京コスモス電機、中国・広州の生産拠点を統合

2016年10月18日 (火)

拠点・施設東京コスモス電機は17日、傘下の東高志(香港)中国番禺(ばんぐう)工場を同じく子会社の広州東高志電子へ統合させると発表した。

同社は広州市の番禺工場で2002年から可変抵抗器の組立加工を行う一方、昨年4月広州市永和地区に広州東高志電子を設立し、12月から車載用電装部品の生産を開始することを計画している。

かねてから経営戦略として「最適な生産体制の再編」を検討してきたが、工場経営の効率化の観点から、広州市の生産拠点を広州東高志電子の永和工場に集約し、生産効率の向上と収益力の改善に取り組むこととした。

番禺工場の閉鎖に際し、従業員の経済補償金、機械装置の移設費用が発生するが、総額は未定。また東高志(香港)の取り扱いは「検討中」としている。

■閉鎖工場の概要
名称:旧水抗東高志電子廠(番禺工場)
所在地:中国広東省広州市番禺区旧水抗工業開発区
事業内容:可変抵抗器の組立加工
建物面積:6000平方メートル
従業員数:従業員31人、「ワーカー」237人(2016年8月31日)
閉鎖時期:2017年12月31日