ロジスティクス商船三井は9日、欧州の洋上風力発電向け支援船(SOV)事業に参入すると発表した。キプロスの海運会社ショラー・ホールディングスと共同で、2027年完成予定のSOV2隻を保有するとともに、船舶の運航会社であるドイツのドイチェ・オフショア・シフファールトに出資する。商船三井にとって欧州でのSOV事業参入は初めてとなる。

(出所:商船三井)
SOVは洋上風力発電設備の保守や建設作業を支援する専用船で、技術者の宿泊設備を備え、一定期間洋上で作業拠点として機能する。今回の船舶は全長96.25メートル、最大120人が乗船可能で、自動船位保持装置(DPS)や船体動揺を吸収するギャングウェイを装備するほか、50トンクレーンや広い作業デッキを備える。洋上風車の建設・試運転段階に加え、石油・ガス分野の海上作業にも対応する仕様とする。
欧州ではエネルギー政策の柱として洋上風力の導入が拡大しており、発電設備の建設・保守を支える支援船の需要も増加している。商船三井はこれまで台湾の洋上風力プロジェクトでSOV事業を展開しており、今回の投資によりアジア中心だった事業を欧州へ広げる。
同社は海運市況の影響を受けにくい非海運分野の拡大を進めており、洋上風力関連事業もその一環。再生可能エネルギー関連の海洋サービスを強化することで、脱炭素対応と事業ポートフォリオの多角化を同時に進める。
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