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東ガスと出光、関東LPG配送網の共同構築に合意

2016年10月18日 (火)

荷主東京ガスは18日、出光興産が51%を出資するアストモスエネルギーと東京ガスリキッドホールディングスが関東でLPガスの配送網を構築することなどを柱とした包括的アライアンスに合意した、と発表した。

これにより、両社グループは高い保安レベルと競争力のある物流網を備えたサービスネットワークを共同で構築し、幅広くLPガス事業者に開放するほか、産業用・業務用の顧客にワンストップサービスを提供し、LPガスの新規需要創造につなげる。

アストモスエネルギーは出光興産が51%、三菱商事が49%を出資する合弁会社で、LPガスの輸入・仕入・製造・販売、船舶の所有・賃貸借・売買を手がける。国内販売数量(一般用)は2015年度実績で年間337万トンと、26.8%の市場シェアを持つ。

東京ガスリキッドホールディングスは東京ガスの完全子会社で、東京ガスエネルギー、東京ガスケミカル、日本超低温の持株会社。国内販売量(一般用)は年間36万トンでシェア2.8%。

両社の配送軒数はアストモスグループが28万軒、東京ガスグループが12万軒の計40万軒、配送量は外部委託分を含め、アトモスが年9万6000トン、東京ガスが3万トンで計12万6000トンとなっている。