荷主UPSは、航空輸送サービスの需要拡大に対応するため、最新のボーイング747-8型貨物ジェット機を14機発注したと発表した。
747-8型導入により、一連の航空輸送路線を再編成し、特に多く利用されている路線の輸送能力を増強する。加えて747-8型機はすでに運用している747-400型機と共通の操縦資格を採用しているため、パイロットは両機種を操縦することが可能。
メインデッキに34台、ロワーデッキに14台の輸送コンテナを搭載可能で、最大貨物搭載量は13万9525キロ、最長航続距離は8038キロメートルとなっている。
今回の契約には将来的に新たな14機を追加するオプションが含まれているが契約金額は非公表。航空機の引き渡しは2017年から2020年にかけて行われる。