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ニッコンHD・中間、倉庫・梱包堅調で運送の減益カバー

2016年11月4日 (金)

ロジスティクスニッコンホールディングスが4日発表した9月中間決算は、運送効率の低下で減益となった運送事業を倉庫・梱包・テストの3事業でカバーし、全体として堅調に推移、増収増益となった。

運送事業は貨物取扱量が微増にとどまり、減価償却費の増加や輸送効率の低下が加わって利益が前年同期実績を22.5%下回った。

倉庫事業は新潟県見附市、長野県松本市、三重県鈴鹿市、埼玉県小川町、熊本県菊陽町に倉庫・作業所を新設したほか、奈良県大和郡山市に土地を取得するなど積極的な設備投資を推進。売上高は微減となったが、保管効率の改善で5.2%の増益を確保した。梱包事業は業務量が増加し9.9%の増収。利益も31%の増益となった。

2016年9月中間決算
当期実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
87,0393.6%43,6382.6%
営業利益
8,6615.0%10.0%4,4590.8%
経常利益
9,0704.7%10.4%
当期純利益
5,8042.5%6.7%

ニッコン