ロジスティクス三井倉庫ホールディングスが7日発表した9月中間決算は、韓進海運が法的整理を申請した影響で港湾運送業務が影響を受けたものの、自動車関連貨物が好調に推移するなどほかの既存業務がカバーし、67.1%の営業増益(前年同期比)となった。
港運業務で日中航路の取り扱いが伸び悩み取扱高が落ち込んだ一方、航空貨物関連輸送が堅調に推移するなど、「ほぼ想定どおりの業績」を維持している。
ただ、通期は韓進海運の法的整理申請による影響を考慮し、消費支出の落ち込みに伴う輸出入取り扱いの伸び悩み、国内荷動きの停滞を織り込み、売上高・営業利益ともに下方修正。売上高2250億円、営業利益55億円、最終利益10億円を見込んでいる。
2016年9月中間決算 |
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当期実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | 前年同期比 |
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売上高 | 111,813 | 14.4% | 55,804 | 8.8% | |
営業利益 | 2,333 | 67.1% | 2.1% | 524 | -25.9% |
経常利益 | 1,376 | -- | 1.2% | -- | -- |
当期純利益 | 138 | -- | 0.1% | -- | -- |