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郵船商事・出光など3社、石炭ボイラー制御で協業

2016年11月10日 (木)
郵船商事・出光など3社、石炭ボイラー制御で協業

▲ULTY

荷主出光興産、郵船商事、日本郵船の3社はこのほど、郵船商事が所有する石炭ボイラー制御最適化システム(ULTY)の共同販売、出光興産が保有する石炭高効率燃焼技術を取り入れた新型ULTYの共同開発に合意した。

これまでULTYの販売は郵船商事が日本国内を主体に行っていたが、アジアで石炭火力発電所の新設計画が相次いでいることを受け、海外にも石炭販売網や石炭高効率燃焼技術を持つ出光興産が加わり、3社で共同販売を展開するほか、現行のULTYに石炭高効率燃焼技術、IoT技術を導入した新型ULTYの共同開発も行う。

発電所や工場で使用されているボイラーは、多様な要因で運転状態が変化し、投入する燃料の一時的な過不足により制御が不安定になるため、ULTYによってボイラー燃焼制御の最適化を図り、安定したプラント運転で燃料消費を削減するために利用されている。