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日本郵船、米ターミナル事業会社の株式取得

2016年11月17日 (木)

ロジスティクス日本郵船、米ターミナル事業会社の株式取得日本郵船は17日、子会社のNYK PortsがマッコーリーインフラストラクチャーパートナーIII社とともに、米国ニューヨーク・ニュージャージー港でターミナル事業を営むMaher Terminalsへの資本参画を決定したと発表した。16日にNYK PortsはMaherの株式20%を取得した。

ニューヨーク・ニュージャージー港は後背地に大規模な消費地を抱える、北米東岸でコンテナを取り扱う港。Maherが所有するターミナルは、年間コンテナ取扱能力が300万TEUで、さらに1万4000TEU型の大型コンテナ船にも対応可能としており、同港最大規模のターミナルとなっている。

日本郵船は、今後中国から東南アジアへ生産拠点がシフトすることで、スエズ運河経由北米東岸向けの需要拡大や、パナマ運河拡張に伴う北米東岸向け船舶の大型化が見込まれ、同ターミナルの重要性がますます高まると予測し、参画した。