ECEC自動化プラットフォーム「ネクストエンジン」を提供するHamee(ハミィ、神奈川県小田原市)は7日、ベトナムオフショアを利用したラボ型開発を行うムロドー(東京都渋谷区)と協業することで基本合意したと発表した。
ムロドーは5年前にベトナム子会社として「ムロドー・ベトナム」を設立し、顧客企業の専属チームとして動くラボ型開発を強みに大手ECプラットフォーム企業や大手ウェブサービス企業のバックエンド開発を手がけてきた。
ハミィは2015年からネクストエンジンの一部プロジェクトにムロドーとのラボ型開発を適用しており、これまでの実績を踏まえてネクストエンジンの国内シェア拡大、グローバル化の実現に向けた協業関係の構築を視野に、合意した。
具体的には、外部開発者がネクストエンジンの開発を行いやすくするための開発者コミュニティを運営するほか、安定したサービスを運営するための品質向上テストやネクストエンジンアプリの企画・開発・運営、EC事業者の個別ニーズにあわせてカスタマイズする「ネクストエンジンオーダーメイド」の一部業務――などで協業する。
ネクストエンジンはネットショップ「Hameeストラップヤ」運営の現場から⽣まれたショップ運営支援システムで、受注、発注、仕入、在庫から分析といった、ネットショップに必要な機能を集約。登録店舗数は1万7700店舗超にのぼっている。