
▲物流施設「KRD-Logistics石川内灘」の外観(出所:関電不動産開発)
拠点・施設関電不動産開発(東京都中央区)は26日、石川県内灘町で開発を進めていた物流施設「KRD-Logistics石川内灘」が完成したと発表した。同社にとって北陸エリアで3件目の物流施設開発事業となる。
施設は、北陸自動車道・金沢東インターチェンジから車で15分、金沢市中心部の金沢駅から車で20分の立地。内灘町は北陸3県の主要都市への配送に対応しやすく、金沢市や小松市など人口集積地に近いことから、消費財物流の需要を見込む。白山市など北陸有数の工業エリアにもアクセスしやすく、産業用物流の受け皿としての活用も想定する。
敷地面積は2万7771平方メートル、延床面積は2万7221平方メートル。鉄骨造地上2階建てのマルチテナント型物流施設で、テナント区画は2万5000平方メートル。4分割での入居にも対応する。
倉庫仕様は、梁下有効天井高5.5メートル以上、床荷重1平方メートルあたり1.5トンを確保した。1階トラックバースは柱スパン10メートルとし、1スパンに2台、計24台が接車できる。加えて、20台分の待機スペースも配置した。荷物用エレベーター4基、垂直搬送機4基、ドックレベラー4基も備える。

▲倉庫内(出所:関電不動産開発)
環境面では、全館LED照明や節水型トイレ・水栓を採用し、屋上に太陽光発電設備、屋外駐車場にEV充電設備1基を設置した。オール電化に加え、再生可能エネルギー由来の実質CO2フリー電力を受電することで、建物全体のCO2排出量実質ゼロを図る。BELS評価で最高ランクの「6つ星」と「ZEB Ready」認証を取得した。
関電不動産開発は、物流施設を主要アセットの1つと位置付けており、出資事業を含め15施設を保有・運用している。北陸では金沢都市圏や製造業集積地への配送需要を取り込める立地で、マルチテナント型施設の供給余地と環境性能の両面が今後の稼働の焦点となる。

▲太陽光パネル(出所:関電不動産開発)
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