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日立プラントテクノロジー、韓国で無人搬送車を初納入

2012年2月7日 (火)

ロジスティクス日立プラントテクノロジー(東京都豊島区)は7日、韓国の産業機械メーカー「ハンワテックM社」に自律走行型無人搬送車「インテリジェントキャリー」18台を納入したと発表した。

 

同社は昨年9月、同国の自動車関連メーカーが新設する工場の生産ラインで使用されるインテリジェントキャリー22台を受注し、このうち18台を2011年12月に、残る4台をことし3月に納入する。効率的な運転をサポートする運行管理システムも合わせて受注・納入している。

 

インテリジェントキャリーは、走行経路を誘導するための走行ガイドがなくても、電子地図上で自己位置を推定しながら設定経路を自律走行することが可能な無人搬送車で、海外納入は初めて。

 

日立プラントテクノロジーでは、今回の納入を機に「アジア地域を中心に積極的に拡販し、2015年度に売上高35億円を目指す」としている。

 

今回納入したインテリジェントキャリーは、フォークリフトタイプ(積載荷重1t)が18台で、残りの小型フォークリフトタイプ(同300キログラム)が4台。今後、自動倉庫と製造装置間で材料の自動搬送を行うシステムとして使用される。