ロジスティクス日本郵船は21日、2016年の重大ニュースを発表した。詳細は次の通り。
1.「新しい時代の日本郵船グループ」をつくる | |
内藤社長メッセージ | 「グループ一丸となって未曽有の荒波を乗り越え、新たな優位性の追求へ」(1月、10月) |
定期コンテナ船事業の統合を決定 | さらなる高品質かつ競争力のあるサービスの提供を目指して、川崎汽船、商船三井と定期コンテナ船事業統合に関する契約を締結(10月) |
2.創意工夫による「きらり技術力」で差別化 | |
世界初のDual Ratingシステムを採用 | 業界最高水準の省エネ性能を持つ1万4000TEU型コンテナ船が竣工(2月) |
海運、物流分野の新たなソリューション開発・提供 | シンガポールにSymphony Creative Solutions社を設立(3月) |
環境課題を成長へのチャンスに転換 | 世界初となるLNG燃料の自動車専用船が竣工(9月) |
3. 海上輸送だけにとどまらず「More Than Shipping」を力強く推進 | |
海洋事業で業容を拡大 | 3基のFPSOが稼働を開始(3月、7月、9月) |
邦船社初のサブシーEPCI事業へ参画(6月) | |
自動車物流の海外拠点を増強 | ケニア、ベトナムで完成車物流会社の設立に合意(10月、12月) |
LNG燃料に対する知見、ノウハウを集積 | 船舶向けLNG燃料供給・販売に関するブランド「GAS4SEA」の立ち上げ(9月) |
ターミナル事業で新たな安定収益を確保 | インドネシア・ジャカルタの新コンテナターミナルが操業開始(8月) |
米国・ニューヨーク・ニュージャージーのコンテナターミナルへ出資(11月) | |
4. 資源・エネルギーの長期安定輸送に貢献 | |
顧客に寄り添う安全・確実な「モノ運び」 | 中国電力向け石炭運搬船が竣工(1月) |
北越紀州製紙と木材チップ専用船の長期輸送契約を締結(1月) | |
アストモスエネルギーのLPG輸送で新パナマ運河を初の商用通航(6月) | |
インドPetronet LNG社向けLNG船が竣工(12月) | |
5. 社会から認められた活動 | |
CSR | 「氷川丸」が国の重要文化財に指定(8月) |
国連総会「Global Goals Week」講演で日本郵船の取り組みが紹介(9月) | |
環境 | フランスの港湾当局から邦船社で唯一「ESIアウォード」を受賞(2月) |
日本初のLNG燃料タグボート「魁(さきがけ)」が「物流環境負荷軽減技術開発賞」を受賞(6月) | |
きらり技術力 | IoT・ビッグデータの活用で海運業初の「攻めのIT経営銘柄2016」に選定(6月) |
LNG燃料タグボート「魁」がシップ・オブ・ザ・イヤー2015「技術特別賞」を受賞(7月) |