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FACTORY X、シードラウンドで1億円調達

2026年5月22日 (金)

財務・人事FACTORY X(ファクトリーエックス、愛知県岡崎市)は22日、シードラウンドで総額1億円の資金調達を実施したと発表した。STATION Ai Central Japan 1号ファンド、ANRI 5号ファンド、Data Driven Innovationファンドを引受先とするJ-KISS型新株予約権の発行に加え、名古屋銀行、日本政策金融公庫からの融資を組み合わせた。

同社は、製造工程の在庫を戦略的に保有することで、生産性や収益性の向上を図る「在庫戦略モデル」を開発するスタートアップ。在庫削減を前提とした従来の運用では、複雑化したサプライチェーンにおいてトラブル時の対応力が低下する課題があるとし、生産・財務・リスクデータを基に適正在庫を算出する仕組みを提案している。

プレシード段階では、大手自動車部品メーカーを中心にPoC(概念実証)を実施。一部企業では本格導入準備に進んでおり、「適正在庫が分からない」という現場課題に対し、在庫切れ確率や経済効果を定量化する新たな判断基準を提示したという。

今回調達した資金は、在庫戦略モデルのプロダクト化と顧客基盤拡大に充てる。Excel(エクセル)と最適化エンジンを組み合わせた既存ツールをベースに、現場で利用可能な製品として開発を進める。

リード投資したSTATION Ai Central Japan 1号ファンドは、同案件が初のリード投資案件となる。自動車産業向けプロジェクトなどを通じた成長性を評価した。ANRIやepiST Venturesも、地政学リスクやサプライチェーン分断が進むなかで、在庫を「レジリエンス」の観点から最適化する重要性が高まっているとコメントしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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