サービス・商品ニチレイロジグループ本社(東京都中央区)は14日、傘下のニチレイ・ロジスティクス関西(大阪市北区)が所有する大阪埠頭物流センター(同住之江区)にて、三菱ロジスネクスト(京都府長岡京市)と共同開発した冷蔵冷凍倉庫型自動運転フォークリフトを導入したと発表した。
冷蔵・冷凍倉庫における作業効率の改善策として取り組む、フォークリフト運用の無人化の一環。タブレット端末で搬送先を指定すると、荷物の動きに合わせて自動で垂直搬送機からパレットを取り、自動扉と交信して開閉を制御しながら、冷蔵・冷凍エリア間を移動し搬送する。
三菱ロジスネクストが独自開発した、レーザーで移動経路を誘導するタイプの無人フォークリフトを活用することで、有人のフォークリフトに近い柔軟な作業性を実現し、作業者の負担を軽減できるという。
■冷蔵冷凍倉庫型自動運転フォークリフト紹介動画(出所:三菱重工)