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内外トランス、子会社ののれん回収困難で4.6億円減損計上

2017年1月17日 (火)

ロジスティクス内外トランスラインは17日、子会社で国際複合一貫輸送事業を手がけるフライングフィッシュの「のれん」回収が困難だとして、前12月期連結決算で減損損失4億6000万円を計上すると発表した。

内外トランスラインは2013年6月にフライングフィッシュの事業を取得し、業績も「一定の成果」(内外トランスライン)を上げてきたが、当初計画していた水準ののれん代の回収が困難と判断した。

13年5月28日に同社がフライングフィッシュの事業を取得すると発表した時点で、取得事業の資産は2億100万円、負債1億9800万円。当時の取得額は7億円(税別)だった。

内外トランスラインでは今後、のれんの減損で生じたフライングフィッシュの債務超過を解消して財務体質の健全化を進め、再スタートを図るため、3月13日付でフライングフィッシュの増資と減資を同時に実施する。

減損損失の計上に伴い、前12月期の最終利益は当初見込みの8億円から4億円へと減少する見通し。