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成田空港の仮陸揚貨物量が過去最高、中継機能で存在感

2017年1月26日 (木)

ロジスティクス成田国際空港がまとめた2016年の空港運用状況(11・12月は速報値)によると、成田空港の国際航空貨物量は2%増(前年比)の208万3220トンとなり、4月以降の持ち直しで対前年プラスを確保した。

積込・取卸ともに月を追うごとに増加傾向が鮮明となり、12月単月では前年同月比14%増を記録した。

このうち、特に発着空港を中継する貨物のボリュームを示す仮陸揚げ量は通年の積込・取卸を合わせて前年実績を11%上回る77万97トンとなり、4年連続で過去最高値を更新したことがわかった。仮陸揚げ量で前年同月実績を割り込んだのは2月の積込・取卸だけで、残る月次実績はいずれも対前年比で増加した。

貨物便の通年発着回数は国際便が2万3648回と前年を2%下回った。国内便は9%増の1060回。