ボード社、韓国で物流システムに強い現地企業と提携

国際組織全体の業績を可視化して共有するシステムなどを提供しているBOARD Software（ボードソフトウェア、東京都港区）は27日、韓国で物流システムの提供に強みを持つSCMK（ソウル）と提携し、ボードソフトウェアのサービスを韓国で展開していくと発表した。

ボード社はここ数年、日本から韓国のマーケットにアプローチする形で営業活動を行ってきたが、そのなかでSCMKがWMS、TMSを中心とした物流システムの構築とコンサルティング、ビッグデータ・分析サービスに強みを持ち、ロジスティクス産業への浸透についても手法を確立していると判断。

自社サービスと組み合わせて提供することで顧客に相乗効果をもたらすことができるとして、戦略的提携契約に至ったという。

SCMK側も、ボード社のサービスについて「BI、CPM、アナリティクス、ソーシャル、コグニティブAI、IoT&IIoT準拠エンジン、SCM、S&OP」といった多様な機能を高いレベルで統合しつつ、買い取り型やクラウド型、モバイル端末にも対応して数多くの企業に長年支持されていると評価。

今後は両社が韓国市場でボード社のソリューションを展開し、顧客の需要ニーズに対応して「マーケットの上位層」を占めることができるよう取り組む。

■ボード社のソリューションについて
http://www.board.com/jp/why-board