環境・CSR日本気象協会は13日、天気予報で物流を変える取り組みのさらなる推進を目指すため、「eco×ロジ」(えころじ)マークを制定すると発表した。
「eco×ロジ」は、同協会が実施する「天気予報で物流を変える取り組み」に賛同した企業・団体が、「商品需要予測の情報をもとに生産、配送、在庫管理などを行っている」企業であることの意思を表明するためのマーク。「エコロジー+ロジスティックス」をかけあわせた造語となっている。
同協会では2014年度から経済産業省の補助事業「需要予測の精度向上・共有化による省エネ物流プロジェクト」で協力企業とともに天気予報を活用した需要予測・省エネ物流に取り組んできた。
プロジェクトは、食品ロスの20-30%削減やモーダルシフトを推進することによる二酸化炭素48%削減に成功。17年度から事業化することに伴いマークを制定することとした。
今後、「eco×ロジ」マークの浸透を図り、「天気予報で物流を変える取り組み」への参画企業の拡大を目指す。