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門柱一体型ロッカー発売、宅配再配達削減

郵便など3社、戸建向け受取ロッカー普及で連携表明

2017年2月17日 (金)
郵便など3社、戸建向け受取ロッカー普及で連携表明
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ロジスティクス日本郵便、大和ハウス工業、ナスタの3社は17日、戸建住宅向けに門柱一体型の郵便・宅配受け取りロッカーを普及させる取り組みを開始したと発表した。

郵便など3社、戸建向け受取ロッカー普及で連携表明

▲左から大和ハウス工業・大友浩嗣常務、ナスタ・笹川順平社長、日本郵便・津山克彦常務

ナスタが中心となって大和ハウス、日本郵便の意見を聞きながら開発したというロッカーは、全国5000万戸の住宅の半分を占める戸建住宅に設置しやすいよう、門柱と一体型となったもので、複数のサイズのロッカーを組み合わせており、宅配荷物の9割を収容できるという。

また、事前の利用登録が必要になるが、登録暗証番号、スマートフォンアプリと組み合わせて利用することで書留郵便を受け取れる機能も搭載した。これにより、宅配に持つだけでなく、書留も不在時に受け取れるようになる。

受け取り機能以外に、このロッカーに発送したい荷物を入れてスマートフォンを通じて集荷を依頼する使い方に対応。開始時点では宅配事業者として日本郵便とヤマト運輸を選べるが、再配達削減を掲げた取り組みとしていることから、今後、佐川急便などほかの宅配事業者にも対応していく。

郵便など3社、戸建向け受取ロッカー普及で連携表明

まずは2月11日から大和ハウスが販売を開始する越谷レイクタウンの新築戸建て住宅145戸に標準装備する。既存住宅に導入する場合の費用は「一般的な門柱と変わらない価格」(大和ハウス)に設定し、大和ハウスが2月から受注を始めている。また、ナスタは3月以降、大和ハウス以外の住宅メーカーにも供給していく計画。