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SGHD、情報システム刷新プロジェクトを完了

2012年2月28日 (火)

ロジスティクスSGホールディングスは27日、フューチャーアーキテクトと2005年8月から進めていた情報システム刷新プロジェクト「F-Cube」が完了したと発表した。

 

2011年末に「請求システム」が安定稼働に入り、ことし1月末には既存のホストコンピュータをすべて撤廃、基幹系システムのオープン化によるダウンサイジングを完遂した。

 

プロジェクトの推進期間中、貨物取扱量は1.2倍、e-コレクトR決済金額は1.6倍、インターネット貨物問い合わせ件数では9.5倍(いずれも2005年比)と、ビジネスの拡大やサービスの拡充によって、システムのデータ処理量は大幅に増加したが、1日に1億件以上になるデータ量に対応できる環境を構築した。

 

SGHDでは「従来であれば、処理のピーク時に合わせて毎年数十億円程度のハードウェア追加投資が必要でしたが、柔軟な拡張性を備えた新システムで日々最適化を実施するとともに、ハードウェア・ミドルウェアの追加は最小単位で行える構造にシフトしたことで、システム調達コストの大幅な削減を達成した」としている。